2025/06/14 21:05

今回は兵庫県川西市の「舎羅林山(しゃらりんさん)」に登ります。 なんと流れるような、心地いい響きの山名でしょう。 標高は264mと小さな山ですが、山名の珍しさもあり訪れる人が多い里山です。 登山道も緩やかに登るのでファミリーでも楽しめそうですよ。 舎羅林山の歴史は仏教と深い関わりがありそうです。 この山は「沙羅林山(さらりんさん)」とも呼ばれていたようで、仏教では沙羅の樹は聖木とされています。 お釈迦さまが亡くなられた時、近くにあった沙羅の樹が嘆き悲しみ、白い花を咲かせてお釈迦様を覆い尽くしたとのこと。 この山は「沙羅林」がいつの間にか「舎羅林」になったんですね。 この日は能勢電鉄多田駅近くのコインパーキングからスタートして、舎羅林山に登って、平野駅に下山します。 途中で三ツ矢サイダー発祥の地に寄ってみましたよ。 その後、「日玉山」こと愛宕山にも登りました。 裏山とも言える山ですが、山頂には愛宕神社があり、今もお手入れされてる方がいらっしゃるのだと思います。 そしてなんと「目玉(めだま)山」と思っていましたが、「日玉(ひたま?ひのたま?)山」のようです。 このように読み違いなどがあっても、それがスタンダードになっていって山名が変わっていくのかもしれないですね。 今回も楽しい里山歩きになりました。 いよいよ梅雨入り、安全に山登りを楽しみたいですね( ´ ▽ ` )